芝浦工業大学が事務局を務めるGTIコンソーシアム(※1)とPIITs(Project Indian Institute of Technologies)(※2)が主催する異文化PBL(Project Based Learning)が、7月7日に開催されました。
PIITsは、株式会社Willings及び東日印刷株式会社が事務局を務め、卒業後の進路選択を目的として、インド工科大学(IIT)の3年生を2ヶ月間、日本で就業体験させるプログラムを提供しています。

本PBLでは、IIT学生と、GTIコンソーシアムに加盟する大学の学生および社会人が、社会的テーマに関して意見交換し、問題提起・解決策を話し合う異文化交流プログラムです。今年度は芝浦工大以外にも宇都宮大学、東京外国語大学、東京女子大学、東京都市大学、東京理科大学、同志社大学、トロント大学(カナダ)の学生や、社会人も参加し合計35名での開催となりました。

本PBLは、与えられたテーマについて異なる経験や知識を持つ者がグループワークで意見を出し合い、その意見をまとめ結論を導き出す力を養成する目的を担っています。また日本人学生が留学生や社会人と交流できる貴重な機会にもなります。

今年のテーマは日本の社会問題のひとつである「働き方改革」。国内外から見た日本の働き方改革や今後増加すると想定される外国人労働者の日本での課題について、解決策を検討しました。

まず始めにオリエンテーションでは、日本とインドの人口ピラミッドを比較し労働人口不足の要因となる少子高齢化問題や就労環境など「働き方改革」に結びつく日本の社会的背景に関する講義を受けました。その後、参加者は6グループに分かれグループディスカッションでそれぞれの意見を共有した後、プレゼンテーションを実施。プレゼンテーションは、協力・責任・考究・発表の4つの評価軸に従い他グループからの相互評価と協賛企業の審査員からも評価を受け、最優秀チームを決定しました。

オリエンテーションの様子
オリエンテーションの様子
グループで意見を出し合う
グループで意見を出し合う

発表では「日本の少子高齢化社会に対する解決策は何か?」や「日本社会は外国人労働者の受け入れ準備ができているか?」などの課題に対し、「子育て世帯の税制度の見直し」、「教育費用の低減」や「話すことに特化した英語教育への改革」などの意見が出され、日本における課題とその解決策が活発に議論されました。

優勝チームは「My Japan -Young at Heart "Let's Make It!"」というタイトルで、働く女性に対する税制度の改善や、外国人労働者の経済的負担を少なくする環境作りなどの提案を発表し、高い評価を得ました。

グループプレゼンテーションを行う参加者
グループプレゼンテーションを行う参加者
優勝チームのメンバー
優勝チームのメンバー

日本における社会的問題に対し、異なる意見や考え方を受け入れ解決策を見いだす事で、新たな発見や気づきを生み出す意義あるPBLとなりました。

(※1)GTIコンソーシアム:http://plus.shibaura-it.ac.jp/gti/
(※2)PIITs:https://www.piits.jp/

お問い合わせ先

芝浦工業大学
国際部

〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5(豊洲キャンパス 教室棟2階)
TEL:03-5859-7140/FAX:03-5859-7141
E-mail:kokusai@ow.shibaura-it.ac.jp