古田 優悟 さん(機械工学専攻2年)が一般社団法人日本フルードパワーシステム学会・平成29年春季フルードパワーシステム講演会において最優秀講演賞を受賞しました。

【受賞者】 古田優悟さん(機械工学専攻2年)
【指導教員】伊藤 和寿 教授(機械制御システム学科)
【発表題目】水道水圧用ベローズ型増圧器の開発と水道水駆動ゴム人工筋の変位制御

本研究では歩行訓練用に開発が進められている、「水道水圧により駆動する人工筋」の適用範囲を拡大させるために増圧器を提案し、実験によりその性能を評価することを目的とした。

水道水圧用の増圧器として、ピストン部にベローズを使用した「ベローズ型増圧器」を提案、製作し、従来問題となっていた水の漏れが生じずかつ増圧率1.9倍(目標増圧率2.0倍)を達成することを実験により明らかにした。また、「ベローズ型増圧器」に「水道水圧により駆動する人工筋」を接続し、モデル予測変位制御を適用し、良好な制御性能を得ることを明らかにした。

今後、速い応答にも十分に対応できるよう、増圧器単体のみならず、増圧システムについても検討し、「水道水圧により駆動する人工筋」を用いた歩行訓練装具の実用化を進める。この歩行訓練装具は住宅で使用することをコンセプトにしており、現在、日数制限により病院内で十分な期間リハビリテーションをすることのできないリハビリ難民の問題の解決に役立てたい。