稲田 紀聖 さん(システム理工学専攻1年)が、一般社団法人 電気学会による平成28年電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。

【受賞者】稲田 紀聖 さん(システム理工学専攻1年)
【指導教員】山崎 敦子 教授(共通学群 英語科目)
【発表題目】
振幅増強された英語音声が脳言語領域機能に与える影響
-Effects of enlarged amplitudes of English sounds on brain activity of the language area

音楽療法等に代表される可聴域内における音楽や人間の声の高周波数帯は、脳機能の活性化に効果があるといわれているが、科学的には明らかになっていない。本研究では、脳内の血流量変化を測定することにより、振幅増強された英語音声が脳の言語領域にどのような影響を与えるのか、また英語学習への効果について探った。

高周波帯の振幅を増強された英語音声は、低周波数帯の振幅が増強された英語音声や振幅増強してないオリジナルの英語音声と比べて、脳の言語領域をより活性化することがわかった。特に、英語力が低い日本人の場合にこの傾向が顕著であった。

今後は、どの周波数帯の振幅増強が最も脳機能を活性化するのかを明らかにするのと同時に、振幅増強された英語音声が英語の発話特徴に対して聞き取りやすさを向上させるのかも検証していく。最終的には、より効率の良い多言語学習教材としての活用を検討する。