建築学部(2017年4月)開設に向け教育環境を整備
芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)では、豊洲キャンパスに建設を進めていた製図室棟がこの度完成を迎え、2月27日(月)に竣工式を執り行いました。
2017年4月の「建築学部 建築学科」開設に合わせた教育環境の整備事業の一環であり、4年間を豊洲キャンパスで過ごす建築学部生の能動的な学びの支援を目的とします。


90年の歴史と伝統を誇る芝浦工業大学の建築教育が基礎となる建築学部。1学部1学科3コース制を取り、4年間の都心一貫教育で「建築工学」「建築デザイン」「都市計画」の横断的融合による実践的な建築教育を展開します。生活環境、都市などにおけるさまざまな問題に対し、新しい時代に相応しい解決策を提案できる人材育成を目指します。



施設データ
名称:製図室棟「アーキテクチャープラザ」
床面積:1階 623.59平方メートル
構造:鉄骨造 一部 鉄筋コンクリート造
階数:平屋建て
設計監理者:株式会社日建設計
施工者:鹿島建設株式会社 横浜支店

デザインコンセプト
- 豊洲キャンパス既存建物、そして豊洲という街の特徴を反映させつつ、製図室棟は「キャンパスのパビリオン」としての建物になることを意識し、デザインされました。
- 大きなガラス面で透明感を重視し、室内での教育活動を外へ公開することで、学生が主役となり、建物が背景となるよう意図しています。
- 内装については、学生が材料や構造を直接見て学べる工夫が施されています。