2月7日~2月16日の8日間、韓国・国民大学校学生34人と芝浦工業大学デザイン工学科の学生34人の合計68人が、「幸せにつながるコト、モノ、サービス」について考えるgPBLを実施しました。6~7人ごとのグループに分かれて、それぞれ利用者の幸せにつながるコト、モノ、サービスを提案しました。

学生達は、言葉と文化の垣根を越えて、グループごとに異なる幸せの形を模索しました。訪日外国人と現地の日本人の円滑なコミュニケーションを支援する絵文字中心のSNSアプリや、一人暮らしの人同士をつないで余った食材を持ち寄って、一緒に炊事できるように連絡を取り合うシステム、大都市に住む人と地方に住む人が住居を交換してお互いの生活様式を体験できるようにするアプリ、独身の高齢者同士の交際を後押しするアプリなど、多種多様な幸せを実現させるアイデアが提案されました。

参加した学生からは、「いろいろな考えの人が集まっているので、自分の視野が広がった」「それぞれの国特有の文化やそれに根付いた習慣・コンセプトについて相手に理解してもらうことが難しかった」「すでに存在しているサービスとの差別化が難しかった」などの声が上がりました。

指導教員のMyeong-heum Yeoun教授(国民大学校)は、「PBLは結果がすべてではなく、その過程もとても大事です。商品やサービスの提案に行き着くまでの過程を学生達に楽しんでもらいたいです。幸せもまた結果や形より過程が大事だということを学んで欲しいですね」と語りました。

指導教員の梁 元碩 准教授(デザイン工学科)は今回のPBLの目的について、「デザインはそれぞれの文化のニーズを反映するものです。違う文化の中で育った人とどんなデザインが双方のニーズに合うか議論してもらいたい」と語りました。また、「幸せ」というテーマを選んだ理由については、「日本と韓国の両方で、多くの若い人が仕事のことで悩み、将来に不安を抱えています。その中で議論しながら、改めて自分達にとって幸せとは何かを見つめ直して欲しいと考えました。また、この授業を経て自分達の将来にも希望を持ってもらえたらうれしいです。」と説明しました。

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