山田 倫之さん(応用化学専攻2年)が第72回有機合成化学協会関東支部シンポジウム(新潟シンポジウム)において若手講演賞を受賞しました。

【受賞者】山田 倫之さん(応用化学専攻2年)

【指導教員】 北川 理 教授(応用化学科)

【発表題目】2,4,6-トリ-tert-ブチルアニリドのO-アルキル化選択性を利用した新規ベンジル化試薬の開発

【発表内容】
有機合成化学では、複数の官能基*を持つ化合物において、特定の官能基のみを選択的に反応させたい場合、他の反応活性な官能基を一時的に不活性な置換基に変換し、反応終了後にその官能基を再生させるという手法を用いる状況は少なくない。このように、反応活性な官能基を一時的に不活性な置換基に変換する手法は「保護」と呼ばれ、その際に用いられる試薬を保護試薬と呼ぶ。
本研究では、新規の保護試薬の合成に成功し、さらにアルコールの保護試薬として機能できることも明らかにした。
今後の展望は、引き続き本試薬を様々なアルコールと反応させることで、試薬の適用範囲を調査していく。

*官能基・・・一つの集団として有機化合物の特徴のある反応性を示す原子団。機能原子団あるいは作用基ともいう