学生プロジェクト団体「MediA-RT」が12月15日、札幌コンベンションセンターで行われたRTミドルウェアコンテスト2016に参加し、日本ロボット工業会賞とウィン電子工業賞を受賞しました。
RTミドルウェアとは、RT(ロボットテクノロジー)を用いた作品制作・設計等を行うためのプラットフォームのことで、初心者でも扱いやすいように仕様統一したシステム構築となっている点が特徴です。今回「RTミドルウェアコンテスト2016」では、RTミドルウェア技術を利用した開発ツール、システム構築に便利なソフトウェアライブラリやハードウェア要素の部品化、既開発の部品を組み合わせたシステムによるロボットサービスの実現提案を募集対象とし、当日は事前エントリー団体の中から審査を通過した13団体によるプレゼンテーションが行われました。

▼作品名
「RTミドルウェアを用いたメディアアート制作及びウェブサイトによる支援」

▼作品概要
初心者のRTミドルウェアを使用したメディアアート制作を支援するために、具体的な制作事例を公開したウェブサイトを作成。RTミドルウェアの知名度の向上を目指す。
 

 昨年RTミドルウェアに触れ、プログラミングを学び始めたばかりでも分かりやすく設計出来る点に魅力を感じたと話す「MediA-RT」代表の中沢真太郎さん(デザイン工学科3年)。しかし、現在技術者を中心に普及活動が行われているため、一般の方にも興味を持ってもらえるようにオープンキャンパスや学園祭などでRTミドルウェアを使用した体験型作品の展示を行いました。また、初心者でもRTミドルウェアをもっと簡単に導入できるように、動画を利用したチュートリアルや、初心者が躓きやすいエラーリストを作成しました。

 こうした、RTミドルウェアの知名度向上を目指した活動の一環を作品として提案した結果、今回初めてRTミドルウェアコンテストにエントリーした参加者の中で、最も優秀な開発成果に対する奨励賞として「日本ロボット工業会賞」、RTミドルウェアを導入していない技術者に対して、導入したいと思わせる魅力ある作品• RTミドルウェアを応用して新しい分野へ挑戦し間口を広げる期待がある作品賞品協賛の奨励賞として「ウィン電子工業賞」の2賞を受賞しました。

 中沢さんは、「ほとんどの団体が大学院生による研究のプレゼンテーションだったので、学部3年生で研究室にも所属していない中「学生プロジェクト」として初めての学会発表をつとめ、とても緊張しました。先生や先輩、友人など多くの方に支えられたおかげで今回の受賞につながったと感じます。来年度学生プロジェクトとして申請・応募するかは未定ですが、ものづくりを続けていきたいし、ものづくりの面白さを知ってもらう活動を継続していきたい」と感想を述べました。

学生プロジェクト「MediA-RT」

授業で取り扱うロボットテクノロジーを使用して、それをアート作品として芝浦祭やオープンキャンパスにて身近なかたちで表現するために2016年度学生プロジェクトに応募、採択。さまざまな人にものづくりの面白さを知ってもらい、ものづくりの難しいイメージを払拭するために活動をしている。


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