渋谷喜考さん(システム理工学専攻1年)がさいたま市ニュービジネス大賞において学生起業賞を受賞しました。

【受賞者】渋谷 喜考さん(システム理工学専攻1年)

【指導教員】山崎 敦子 教授(共通学群英語科目)

【発表題目】ピクチュウ(ピクチャーで農業害虫の写真判別アプリ)

【発表内容】
システム思考を用いた地域間連携型農業支援プロジェクト〔地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)〕での取り組みと、自身の農業支援システムに関する修士研究へ協力をいただいている農家から、「写真を撮るだけで害虫が判定でき、防除に必要な情報が知りたい。工学的なアプローチで解決する方法はないか」という要望が出た。このニーズを解決することを目標に、システム工学特別演習(大学院授業)でCOCプロジェクト関連チームを形成した。AIのdeep learning手法を用いたアプリケーションシステムを提案し、プロトタイプの一部として農業害虫を写真から判定するソフトを作成した。
本研究で作成したのは、農業害虫をスマートフォンカメラで撮影するだけで、農薬・防除資材や購入先の情報が得られる個人・若手・新規農家向けスマートフォンアプリサービス。中核の画像処理技術は、芝浦工業大学農業支援チームが簡便なAIソフトを組み合わせて作成したアプリを使っている。アプリは写真から農業害虫を判定し、必要な防除や駆除情報や農薬などの情報を提供する。アプリ推奨の農薬・資材販売先や企業からの手数料、広告料で利益を得るとともに、農業経営リスク軽減と農業ビジネスを促進する。
今後は、新規参入農家の中でも大多数を占める大きな組織に属していない、もしくは既存の農家との連携が薄い農家での使用を対象の中心とするとともに、家庭菜園をしている人やガーデニングをしている人等にこそ特に役立つものといえるため、それらの人に向けて情報を提供したい。また、現在システム稼働がPC内に限られているため今後は携帯電話アプリとしての再作成し、パートナーとなる企業を見つけることを目指す。