高齢者が使いやすい工夫を凝らした「ほほほ ほにゅうびん」

橋田規子教授(デザイン工学科)と御代詩織さん(デザイン工学科2012年卒)がBABAラボと共同開発した、孫育て専用ほ乳瓶「ほほほ ほにゅうびん」が、「IAUDアウォード2016」の共創部門で金賞を受賞しました。

IAUDアウォード事業は、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が毎年実施する、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いに関わらず、一人でも多くの人が快適で暮らしやすいユニヴァーサルデザイン社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を表彰するものです。

【受賞者】橋田 規子 教授(デザイン工学科)

【賞名】IAUDアウォード2016 共創部門 金賞

【受賞作品】孫育て専用ほ乳瓶「ほほほ ほにゅうびん」

【選考理由】
孫育てを念頭に置き、使いやすさを追求して人間工学を駆使し、哺乳瓶のデザインに一連の改善が行われた模範的共創デザイン。ユーザー体験から直接生まれ、現実の逼迫(ひっぱく)したニーズに対応する素晴らしいアイデアだ。特に家族の人数が減り、共働きが多いことを背景に、乳幼児の育児で祖父母が果たす役割がますます重要になっており、それによって世代間の絆を強めることができる。これは、現在そして今後日本を始め高齢化が進むすべての国で重要なことである。 審査員は、保育をする祖父母などに適した使いやすい上品なデザインの哺乳瓶であることに加え、この構想の背景にある新しい多世代職場の実現という独自の視点を高く評価した。

【受賞の言葉】
「孫育て」というコンセプトと形状のデザインが非常にうまく合体できたところが認められ、大変うれしく思います。改めて、製品のデザインは物の形状だけでなく、背景や思いが大事だということを感じました。

授賞式の様子
写真左より、橋田教授、三菱重工業の有賀さん、BABAラボの桑原さん