石井 晴己さん(システム理工学専攻2年)が国際学会Asian Prosthetic and Orthotic Scientific Meeting 2016 (APOSM 2016)においてBest Presentation Awardを受賞しました。

【受賞者】石井 晴己さん(システム理工学専攻2年)

【指導教員】花房 昭彦 教授(生命科学科)

【発表題目】
Development of Active Upper Limb Orthosis System via Application of EMG as a Motion Signal(動作信号として筋電信号(EMG)を適用した能動上肢装具システムの開発)

【発表内容】
エルブ麻痺と呼ばれる、手首の動作はできるが肩と肘は動作できない病気の患者は、日常生活の動作に不自由がある。患者の日常生活をサポートするため,手首の動作方向に応じて操作ができ、麻痺している肩と肘の動作を補助する上肢装具の開発を目的とする。
筋肉を動かしたときに発生する電気信号である筋電(EMG)を用いて手首の動作を判別するシステムと,肩と肘の動作を補助できる上肢装具をそれぞれ試作し、実際のエルブ麻痺患者を対象に動作実験を行った。手首動作を判別するシステムでは91.6%の判別率を達成し、また、上肢装具による患者の肩と肘の動作を実現した。
今後はより患者の意見を取り入れ、日常生活の様々な場面で使用できるように機構の改善を行いたい。上肢装具の可動域不足の問題解決や、手首動作の判別システムと上肢装具の統合を目指す。