薄井 茜さん(材料工学専攻1年)が国際学会Asian Nuclear Prospects 2016においてPresentation Award for Studentsを受賞しました。

【受賞者】薄井 茜さん(材料工学専攻1年)

【指導教員】新井 剛 准教授

【発表題目】
Basic Study on the Migration Behavior of Volatile Species from the Inorganic Adsorbent Associated with the Melting of Borate Glass
(ホウ酸塩ガラス溶融時における無機吸着材からの揮発性核種の移行挙動の基礎研究)

【発表内容】
東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに、汚染水処理に伴う使用済吸着材(ゼオライト等)が多量に発生しており、これらの処理方法を見つけることが早急に求められている。
本研究では、汚染水由来の成分を主骨格にしたホウ酸塩ガラスを用いて、ゼオライトを固定化する固化処理の検討を行った。ホウ酸塩ガラスとゼオライトを溶融させることにより、廃棄体の減容が期待される。
ホウ酸塩ガラスとセシウムを吸着させたゼオライトを溶融することでガラス固化体試料を作製し、ガラス固化体試料作製時におけるセシウムの移行挙動について検討を行った。
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた大きな課題の一つである、放射性廃棄物の処理方法の確立に役立ちたい。更に、放射性核種をより安定に固定化することや、さらなる減容を目指して研究を行いたい。