茂田悟さん(電気電子情報工学専攻2年)が一般社団法人照明学会創立100周年記念 平成28年度 第49回照明学会全国大会において優秀ポスター発表者賞を受賞しました。

【受賞者】茂田 悟さん(電気電子情報工学専攻2年)

【指導教員】入倉 隆 教授(電気工学科)

【発表題目】光源面積と呈示角度が色光の不快グレア*に及ぼす影響

【発表内容】LED技術の発展により、有彩色光はより身近な存在となってきている。
現在、グレアを評価する式は、白色にしか適応していない。しかし、同じ明るさの白色光と有彩色光を見比べると、私たちは有彩色光の方が明るく見えるという事が報告されている。

本研究では、有彩色光と不快グレアの関係を明らかにする事を目的とし、白、赤、青の光源を用い、被験者実験を行った。
その結果、各光色間のグレア感に有意な差が確認され、光源面積や呈示位置によって違った特徴を示す事が明らかとなった。

従来の照明設計は、「明るさ」のみが求められてきたが、これからの照明設計はさらに「質」が求められている。ただ明るければ良いという時代は終わり、より快適な、より機能的な人の感性まで考慮した照明設計が私たちには求められている。今回得られた知見はまぶしさについてであり、全体から見れば極わずかなものであるが、こうして一つ一つ知見を積み重ねていく事が質の高い照明設計につながると考え、研究を続けていきたい。

*グレア:不快感や物の見えづらさを生じさせるような「まぶしさ」のこと