軒を楽しむ住宅

コンテストの出題テーマ「家をとことん楽しむ」にあたり井上さんは、現代では薄れつつある“人”と“軒”の関係性をもう一度考え直してみたという。作品では、住宅の軒の高さにおいて、周辺の道路を通る人の多さに合わせて変化をつけていき、人通りの多い商店街に面する軒は地面近くまで下がり、一方で緑の多い公園に面した軒の高さは高く上がる仕様にした。

受賞理由について井上さんは「建築のハード面だけでなく、ソフトまでもを一体で提案できたことが優秀賞を受けられた要因だと考えます。さらに、実際にそこで行われる人の生活がどのようなものなのか、というところまで提案できたことが評価されたのだと思います」と話した。
 

<指導教員:原田 真宏 准教授(建築学科)>

受賞作品「軒を楽しむ住宅」