全国的に広がる空き家問題の解決に向け、東伊豆町2か所目の取り組み

学生プロジェクト団体「空き家改修プロジェクト」は、2015年10月2~4日、25~26日にわたり静岡県賀茂郡東伊豆町稲取を訪れ、“来訪者を「食」でつなぐコミュニティの場へ”という目的で、夏から取り組んでいた地元消防団「第六分団」跡地の改修を行いました。昨年度も同町の空き家を改修して地域のコミュニティスペースをつくるなどの活動を行っており、その取り組みが東伊豆町より評価され、今年度は町から補助金を受けての活動となりました。

「ダイロクキッチン」というシェアキッチンに生まれ変わった消防団跡地では、まず学生たちが2015年11月14日に地元住民を招待し、「空き家メシ」をふるまいました。
これは2月27日、28日に行われるオープニングイベントに先駆けたプレイベントとして開催し、約35人の地元住民が参加しました。来場した住民の中には自らもキッチンで料理をつくり参加者にふるまうなど、相互交流の場として機能していくイメージがふくらむ機会となりました。


「空き家メシ」 … 夏休みなど施工を行っていた際、学生たちが生み出したお好み焼きなどの料理

改修後の外観
改修後の外観
地域住民との交流活動を企画(11月14日)
地域住民との交流活動を企画(11月14日)
夏の改修開始時の様子
夏の改修開始時の様子

改修内容

2015年10月2~4日
・1階の間伐材の製材を行い、間仕切りの引き戸を作成
・鍵の取り付け、および透明樹脂の再度塗り直し
・2階の内壁を養生し、天井裏を塗装
・ダイロクキッチンを用いてミーティングを実施
・パレットの配置のパターンづくり

「ダイロクキッチン」はパレットの置き方によって空間に変化をもたらすことができます。
学生たちはさまざまなパターンを試し、その場、その時の気分によって変化をもたらす置き方のパターンを検討しました。

2015年10月25~26日
・実測
・ウエスタンドアの取り付け
・11月14日の地域住民とのイベントに向け、学生同士でキッチンの試用を兼ねて調理を行った
・地域のお祭りに参加し、「空き家改修プロジェクト」の活動内容をPR

パレットを運び配置を変える様子
パレットを運び配置を変える様子
パレットで段差ができるように積んだ様子
パレットで段差ができるように積んだ様子
はじめてキッチンを使ってつくった料理
はじめてキッチンを使ってつくった料理

「ダイロクキッチン」のこれから

2015年11月14日に学生たちが行った活動は、お世話になった地域住民、役場担当者、施工指導者など、さまざまな人に感謝の気持ちを伝える目的で行いました。
今回の活動で、学生たちは「ダイロクキッチン」の許容人数や建物内でのひとの動きなど、雰囲気をつかむことができました。今後はこの経験を活かし、来年2月に東伊豆町の来訪者に向けたイベントを実施するなど、“ひとを「食」でつなぐコミュニティの場”として機能させていくことを目指します。

「空き家改修プロジェクト」広報担当の永田圭甫さん(建設工学専攻1年)は「まず2月のイベントを無事成功させるため、企画内容やPRの仕方をメンバーで話し合い検討を行っていきます」と、今後の計画を話しました。

お問い合わせ先

芝浦工業大学
企画広報課

〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14(芝浦キャンパス 2階)
TEL:03-6722-2900/FAX:03-6722-2901
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