片山彩図さん(左から2人目)と長谷川駿さん(左から3人目)
片山彩図さん(左から2人目)と長谷川駿さん(左から3人目)

2015年9月26日~27日、二足歩行ロボットの格闘競技全国大会「第27回ROBO-ONE」が神奈川県立青少年センターで開催され、芝浦工大文化会「SRDC」(Shibaura Robotics Development Circle)製作のロボット「モノリス」が優勝、近藤科学賞(技術賞)のダブル受賞をしました。
(オペレーター:機械工学科4年片山彩図さん、セコンド:電子情報システム学科4年長谷川駿さん)

今回、SRDCが本大会にエントリーしたのは、2台のロボット。「モノリス」の優勝に続き、「ジャスティア」もベスト32まで進むことができました。
大会には、日本全国の大学生や社会人による117チームが参加しました。SRDCが優勝するのは、第22回、第24回に続き3回目となり、学生団体として確かな技術力を積み重ね、発展させてきた結果となりました。

「ROBO-ONE」は二足歩行ロボットによる格闘競技大会です。一つのリング上で、人間の格闘技と同様のルール(3分1ラウンド・3ノックダウン制)で行われます。
観客がロボットや試合を楽しむことができ、参加者の意欲をかき立てるロボット競技を目指し、技術的な素晴らしさやエンターテイメント性が重視され、日本における二足歩行ロボット大会の最高峰と言われています。
SRDCは、機体の材料や設計からすべて、学生たちの手で一から選定・開発をしています。


相手へ攻撃する「モノリス」(右のロボット)
相手へ攻撃する「モノリス」(右のロボット)

今回優勝した「モノリス」の特徴は、腕と足の両方に“ヨー軸”という、ひねり方向に動く軸が組み込まれている点です。
従来、“ヨー軸”は攻撃の際に威力を上げたり、移動の際にスピードを上げたりする効果はないとされ、積極的に組み込まれることはありませんでした。

しかし、SRDCは“ヨー軸”使用を前提とした設計に挑戦することで、機動力と攻撃力の両面を引き上げることに成功しました。

一方で、「モノリス」には最終調整の段階でも機体の一部に熱がこもる、整備性が低いといった弱点もあり、今回設計に初挑戦したオペレーター役の片山さんは、最後まで苦戦しました。
「それでも優勝という結果を残せたのは、機体を運用する中でハードウェアの問題を修正し、ソフトウェアの面で機体の弱点を補うことができたためだと考えています。今後もこの結果に満足せず、技術を磨き続けていきたいです」と、セコンド役の長谷川さんは話しています。


「第27回ROBO-ONE」決勝戦の様子

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