今回実測を行った学習院長官舎
今回実測を行った学習院長官舎

8月3日~ 6日にかけて、藤澤彰教授(建築学科)の建築史研究室では、愛知県犬山市にある博物館「明治村」にて、歴史的建造物の実測演習を行いました。
明治村は、歴史的価値のある明治時代の建築物を移築して保存展示する野外博物館で、数々の名建築が残っています。学生達は、1909年に東京都目白に建築された学習院長官舎を実測。この建物は、1棟で洋風建築と和風建築を測ることできるため演習に最適な建築で、学生たちは、図面を起こすため、メジャーを手に建物をくまなく計測しました。
今年は、この4月に明治村に建築担当として就職した藤澤研究室OGの新村美沙紀さん(2013年3月建築学科卒業)が施設案内を行いました。新村さんは学部4年次に、同様に明治村で実測研修を行ったことがきっかけで、明治村の西園寺公望別邸「坐漁荘」を題材にして卒業論文を執筆。その後、東京芸術大学で近代住宅の保存をテーマに修士論文を提出し、明治村の就職につながりました。
学生たちは、先輩からのレクチャーを受けながら実測を行い、建築の歴史を身を持って体験する貴重な機会となりました。



 

新村美沙紀さん(2013年3月建築学科卒業)
新村美沙紀さん(2013年3月建築学科卒業)
卒業生の新村さんによるレクチャー
卒業生の新村さんによるレクチャー
メジャーを使ってくまなく実測
メジャーを使ってくまなく実測

藤澤教授は、「歴史的建築物を残し、景観を守りながら街を活性化していくケースが全国で増えてきています。そのためには図面が必要となるが、古い建物には図面が残っていないことが多く、実測から図面を作成するスキルが必要となります。それを得るためにも、この実測演習が大変貴重で有効な機会であると考えています」と今回の意義を述べました。

新村さんから図面のチェックを受けながら進めていく
新村さんから図面のチェックを受けながら進めていく
建物の特徴などの説明を受ける
建物の特徴などの説明を受ける

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