エネマネハウス2015 イメージ
エネマネハウス2015 イメージ

 建築工学科の教員、学生、企業のコンソーシアムで構成された芝浦工大ZEHプロジェクトは、ゼロエネルギーハウス(ZEH)の実現を目指す大学対抗の建築コンペ「エネマネハウス2015」に応募し、書類審査の結果採択され、参加することが決定しました。昨年に引き続き2年連続での参加となります。

エネマネハウスとは?

大学と民間企業等の連携により、“学生が考える、将来の家”をテーマに、“エネルギー”、“ライフ”、“アジア”の3つのコンセプトの下、先進的な技術や新たな住まい方を提案するモデルハウスを実際に建築し、実証・展示を行うものです。

~世代を超えて住み継ぐことができる集合型のZEHを構想~芝浦工大ZEHプロジェクトの提案

計画段階から学生が積極的に携わっている
計画段階から学生が積極的に携わっている

芝浦工大ZEHプロジェクトが提案するのは「継ぎの住処-母からひろがる多世代ZEH-」。
都市部への人口集中により集合住宅での生活がより一般的になった昨今、個別の住宅単位ではなく、集団としての省エネルギーが重要になってきます。一方で、少子高齢化やシェアハウス、2地域居住など社会環境やライフスタイルが変化しており、次世代の住居には、これらに対応できるゼロエネルギー住居ユニットが求められます。そこで、同プロジェクトでは、
①集合メリットを生かしたエネルギー環境
②都市の変化やダイバーシティに対応できる住環境
②アジア地域に展開できる居住システム
の3点を掲げ、世代を超えて住み継ぐことができる集合型のZEHを構想しています。

これから企業とともに、実際のモデルハウスの建築に向けて具体的な協議を行い、秋の完成を目指して取り組んでいきます。

~福島の震災復興支援へ~「エネマネハウス2014」その後

 芝浦工大ZEHプロジェクトは2014年1月、「エネマネハウス2014」にて『母の家2030-呼吸する屋根・環境シェルターによるシェア型居住スタイル』を提案、モデルハウスを建設して行われたコンペの結果、来場者による投票部門で参加校中第1位となり「People’s Choice Award」を受賞しました。
そのモデルハウスはいったん解体され、福島県会津若松市に移築して実証実験を続けており、環境計測を行ってZEH実現に向けたさまざまなアイデアの有効性を検証しています。また、モデルハウスで採用した「CLT(Cross Laminated Timber)」という日本ではまだ実例の少ない木造工法を、福島県湯川村の集合住宅に用いるにあたり、施工方法の提案や施工シミュレーション、工程管理の検証などを行いました。
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県では、復興支援の一端として、地元建材を有効的に活用できるCLTの推進事業を行っています。その中で、同プロジェクトでは、CLTの施工方法や環境性能を盛り込んだ「新しい東北事業CLT建築マニュアル」の作成を進め、このエネマネハウスで得た知見を福島県をはじめとした被災地の復興支援に役立てる取り組みを行っています。

※参考「エネマネハウス2014」画像

「母の家2030」外観
「母の家2030」外観
住宅内にふんだんに光が入る設計
住宅内にふんだんに光が入る設計
実際の施工でも学生が主導的な役割を果たした
実際の施工でも学生が主導的な役割を果たした

お問い合わせ先

芝浦工業大学
企画広報課

〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14(芝浦キャンパス 2階)
TEL:03-6722-2900/FAX:03-6722-2901
E-mail:koho@ow.shibaura-it.ac.jp