FLOATER BAG

「そなえを進めるデザイン」というテーマのもと、鈴木さんは「水難事故」に対してどのような備えをしておくべきか、また、どのような仕掛けがあればその備えが確実に進むのかという課題の解決を目的としてデザイン提案をした。
「今回の作品は3年生前期の『プロジェクト演習』の授業内で作成したものです。授業で製作した作品を授業内だけで終わらせるのではなく、ブラッシュアップしてさまざまなコンペに出すことで、より良いものとなります。受賞すれば自信も付きますし、ポートフォリオにも掲載することができます。そして何より、他大学の生徒が同じテーマでどのような作品を出しているのか、どのような考えを持っているのかを見て聞くことが刺激になり成長につながると思います」と、鈴木さん。

鈴木さんが提案した「FLOATER BAG」は、簡単に言うとバッグと救命胴衣を組み合わせたもので、普段はバッグとして使用し、緊急時には救命胴衣として着用することができる。救命胴衣を持ち運ぶのではなく、荷物を運ぶバッグとして常備しやすいようにした。

「子どもから大人まで、毎年水難事故は必ず起きてしまいます。それらの災害に対して、ユーザーに特化したバッグデザインの提案をしていきたいです。例えば、「FLOATER BAG」を児童用の手提げかばんにすることで、川やため池などでの痛ましい水難事故を防ぐために役立てていきたいと思っています」と今後の抱負を話している。

<指導教員:橋田 規子 教授(デザイン工学科)>