4月6日、機械機能工学科で「平成27年度 澤田東一記念賞」の贈賞式が行われました。この賞は、機械機能工学科である澤田東一名誉教授の寄付により創設され、授業を通じて、1年生がロボット、2年生はライントレースロボット、3年生はスターリングエンジンの製作を行った中で優秀だった学生に贈られるものです。

この日は、2年生のライントレースロボット実験の表彰が行われ、1位 市岡大志さん、2位 土屋みずきさん、3位 山田明美さん(いずれも現在は機械機能工学科3年)が受賞しました。2年生は、全員が1人1台、1年生の時に製作したボクサーロボットをマイコン制御に改造します。前期は基板にマイコンなどの部品を50点程はんだ付けし、後期ではソフトウエアのプログラムを勉強して、ライントレース実験でコースを1周します。機構、電気回路、制御、プログラミングとステップアップし、ロボットを基礎から学べる実験となっています。

松日楽信人教授(機械機能工学科)は「1位の市岡さんは機構や制御などのバランスが良く、17秒という過去最高の圧倒的なスピードで完走しました。速いだけでなく、きれいなライントレースを実現しています。2位、3位は甲乙つけがたく、プログラムでパラメータの調整を実に論理的に理解し、実験をする度に、速くきれいに回れるようになった効果が実証されたため表彰に至りました」と評価しました。

学科主任の青木孝史朗教授は「この授業は、エンジニアが社会で実際に行っている形式で、プロジェクトとして実施するものです。限られた条件の中で、苦労しながら最適なものを作っていくプロセスは、学生たちにとって今後の血となり肉となるものだと思います。その中でがんばった学生にエールを送る意味も込めて、澤田先生が創設された賞です。受賞を今後の励みにしてもらいたい」と、今後の活躍への期待を込めて激励の言葉を贈りました。