4月27日、大宮キャンパスにて国際PBL(Project Based Learning)の報告会「国際PBLによる社会人基礎力育成-グローバルコミュニケーション能力向上のための取り組み-」が開催されました。
報告会は、大学院システム理工学専攻の教授らとゲストによる挨拶と講演から始まり、国際PBL参加学生によるパネルディスカッション、学生・企業・教員での意見交換会が行われ、その後に懇親会が催されました。

国際PBLによる社会人基礎力育成-グローバルコミュニケーション能力向上のための取り組み-

芝浦工業大学では、「総合的問題解決能力を備えた世界(社会)に貢献できる技術者」をグローバル人材像とし、グローバル人材に必須の4つの能力、コミュニケーション力、グローバル人間力、異文化理解力、問題解決能力の育成を目指しています。
大学院理工学研究科では、タイのKing Mongkut’s University of Technology Thonburi(KMUTT)と共同で国際PBLをタイのバンコクで実施しており、本年度はさらにインドネシアの大学を迎え、総勢60名の大学院生と学部生の3ヶ国混成により、10グループに分かれて問題発見と問題解決のための提案を行いました。学生たちは、実社会と同じ環境でプロジェクトを行い、英語はもちろんボディランゲージなどの様々なコミュニケーション技術を駆使して、スケジュール変更などの「驚き体験」にも負けずに問題解決に取り組みました。

(株)リアセック 主任研究員 石川純一氏「社会人基礎力育成、特にコンピテンシーについて」
(株)リアセック 主任研究員 石川純一氏「社会人基礎力育成、特にコンピテンシーについて」
国際PBL参加学生によるパネルディスカッション
国際PBL参加学生によるパネルディスカッション
学生・企業・教員での意見交換会
学生・企業・教員での意見交換会

講演では、グローバルコミュニケーション能力の向上のために必要な学習・姿勢、コミュニケーション力の指標化に向けた企業や大学の取り組みなどについて解説があり、学生のキャリアパス、企業ニーズ、社会人基礎力育成の成果と課題を確認しました。

パネルディスカッションでは、国際PBL参加学生が「参加した動機」「参加して身に付いた事や感じた事」などの経験を語りました。学生たちは国際PBLを通して、意見や発言の重要性、英語が苦手でも発言に自信を持つ姿勢、意見をもって積極的にディスカッションをしようとする姿勢などを学び、また「プレゼンテーションがとても上手くて驚いた」「ムードメーカーになってくれてすごく助かった」「本気でぶつかると相手も本気でぶつかってきてくれた」といった意見も出るなど、海外の学生との違いから異文化理解を深めました。
さらに、教職員を交えて大学として今後どう取り組んでいくべきかについて意見交換したり、企業の方に企業内での英語力の現状について話を聞くなど、壇上の学生だけでなく会場全体での盛んなディスカッションとなりました。最後に司会者から「グローバル社会の中で生き抜く自信がありますか」という問いがあり、来場していた学生の9割以上が手を掲げて学習の意欲を示しました。

意見交換会では、企業と国際PBL履修学生のマッチング、国際PBLの教育プログラム改善に結び付けていくことを目的として学生、企業、教員の三者で行われました。「学生が目指す職種につけるのか」をテーマに、さまざまな視点から感じられる事を共感図へ記入するゲームストーミング形式で意見交換が行われ、目標達成に必要な課題やニーズなどを三者間で共有しました。

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