古民家のリノベーション

内田健太さん

秋田県は高齢化率が全国1位という深刻な問題を抱えており、空き家の問題も指摘されていることを受け、内田さんは古民家の再生と、地域の活性化について考えた。

作品について内田さんは「対象となった建物は蔦が全体を覆ったとても魅力的な建物でした。既存の柱梁を壊さずに空間を再編成することで、その魅力的な外観を壊さない改修方法を提案しました。具体的には、天井と床を一部抜いて、光の柱の様な空間と外部に向けて大きく開かれた開口をつくることで、暗くて閉鎖的な古民家を開放的で光が溢れる空間に作り替えました」、「古民家の空き家問題はとても旬なテーマでした。実際に現地を訪れてプレゼンテーションをして、問題の深刻さを肌で感じてくることができたのはとてもいい経験になりました。また、惜しくも負けてしまいましたが、今回自分の中のテーマだった『最小限の操作で最大限の効果』という部分が評価されたことは嬉しかったです。課題と収穫が大きい貴重な体験になりました」と話した。

<指導教員:原田 真宏准教授(建築学科)>