U 字曲げ加工した二相ステンレス鋼の残留応力とSCC 特性の相関

落合真広さん

ステンレス鋼は、一般にキッチンのシンクや浴室の給湯パイプなど身近に使用されている。その一方で、これをさまざまな機械の構造材料として長期使用するためには、耐食性が重要となる。

落合さんは特にまだ研究があまり進んでいない「二相ステンレス鋼の耐食性」に着目して研究を進める。二相ステンレス鋼は現在、材料の無駄が少ないプレス加工などが検討されているが、これらの方法で加工をすると、塩害環境下では耐食性の低下が報告されている。
そこで落合さんは、曲げ加工度合と耐食性の相関を調査し、本学会で発表。見事、ポスターセッション最優秀発表賞を受賞した。

落合さんは「普段研究室で学んでいる研究に対する考え方や、その姿勢は社会に出たときに役立つと思います。今後も、周りの方々との繋がりを意識しながら、自分の能力が十分に発揮されるような研究、ひいては仕事に生かしていきたいと考えています」と話している。 

<指導教員:青木孝史朗教授(機械機能工学科)>