Cu-MMOを有する新規海洋性エチレン資化性細菌

塩谷さんは微生物の働きを利用して汚染環境を修復する技術(バイオレメディエーション)への応用や、環境中の物質循環の解明を目指して、海洋より新規の微生物を単離し、遺伝子やその働きを調査した。

実際に調査船に乗船し、海水や海泥を採取したり化学物質の測定を行う調査航海に出た。そこで採取したサンプルから新種の微生物(エチレン資化性細菌)の単離に成功した。この微生物は発癌性などの毒性を持つVOCs(揮発性有機塩素化合物)を分解することができ、バイオレメディエーションへの応用が期待される。

今回、受賞に至ったと考えられるポイントを塩谷さんは、「新種の単離報告だけでなくその遺伝子や機能、また応用技術まで解析し、言及したこと。また、ポスターの構成や内容はもちろん、図表の見やすさやデザインなど、ポスターのビジュアル面にまでこだわったことが評価されたのだと思います」と話した。

<指導教員:布施博之教授(生命科学科)>