浸透する茶の間

存在の目に見えない軽さ制作チーム

若林さんらのチームは、銀茶会主催の茶会で使用する茶室を実寸スケールで制作することによって、図面や模型で終わらない、実施設計・施工を経験することができるとして作品に取り組んだ。

作品では建築を極限まで軽くすることを試みた。そうすることで周辺の環境を建築に反映することができるという。そよ風や建築に触れた時の小さな所作を可視化することで、日常生活の中で鈍った感覚を研ぎすませることができると考えた。

今回、受賞に至ったと考えられるポイントについてメンバーの守屋さんは「木造のイメージがある茶室に対して、軽さを意識し、材質を工夫しながら新しい茶室のイメージを提示できたことがよかったと思います」と話した。

<指導教員:西沢 大良教授(建築工学科)>