Potential of silica RO membrane prepared by a counter diffusion CVD method

近年、水素はクリーンなエネルギーとして期待されている。水素製造プロセスの1つに二酸化炭素を排出しないISプロセスがある。池田さんはこのプロセスの効率化の1つとして、逆浸透膜による硫酸の脱水に注目し、無機物質であるシリカを用いた逆浸透膜の開発を行った。
具体的には、膜表面が疎水的であると考えられるフェニル基をもつ逆浸透シリカ膜により、硫酸の脱水に成功した。無機逆浸透膜の一歩目として、硫酸阻止率90%以上、全透過流束1.3 kg m-2 h-1が得られた。

受賞にあたって池田さんは「全透過流束および基材の耐酸性の向上を目指して、今後も研究活動に力を入れていきたい」とコメントした。

<指導教員:野村 幹弘教授(応用化学科)>