場所性を表象するサービスエリアの提案

鈴木愛子さん

経済性を最優先し均質な街並みを生み出している現在の発展方法に対して、鈴木さんは、日本の地方に根付いている産業やその町の個性を生かした発展方法を考えることを目的に卒業設計作品を作った。

具体的には、地方の町がその土地の個性を生かしながら発展するきっかけとなるサービスエリアを提案した。提案敷地では漁業やミカン栽培が盛んであることから、海辺と町、山を円環状の平面でつなぎ、その場所ならではの風景を映し出す建築形態とした。

設計するにあたって鈴木さんは、何度も町に足を運び、町の特徴を深く読み込んだことで、建築形態に説得力を持たせることができたという。また、「津波時の避難動線として機能するなど、多方面から建築の在り方を考えたことが評価されたように思います」と話した。

<指導教員:原田 真宏 准教授(建築学科)>