瀬沼 隆遠 さん(機械工学専攻2年)、池田 貴政 さん(同2年)、岡野 憲 さん(機械機能工学科4年)が日本ロボット学会ネットワークを利用したロボットサービス研究専門委員会賞(優秀賞)を受賞しました。

【受賞者】瀬沼 隆遠 さん(機械工学専攻2年)池田 貴政 さん(同2年)岡野 憲 さん(工学部機械機能工学科4年)
【指導教員】松日楽 信人 教授 (機械機能工学科)
【発表題目】Raspberry Piを用いたRSNP人検出データ収集システム

サービスロボットの普及を目指して、レーザーレンジファインダ(以下LRF)というセンサから得られる、各人の位置情報をもとに、インタフェースロボットの応答を行い、挨拶や案内などの人とロボットの、インタラクションに関する研究を行っている。これまでの研究では、LRFの測距範囲による問題が生じていた。そこで、本研究ではRaspberry Piを用いた人を検出のためのセンサユニットを開発し、ロボットをインターネットに、接続するための通信規格であるRSNP(Robot service network protocol)を用いてネットワークでのデータのやり取りをすることで、人検出データの送受信を行う「人検出データ収集システム」を提案した。

本研究では、センサユニットと呼んでいる赤外線センサ、マイコン、バッテリーを搭載した手のひらサイズのユニットを開発した。いくつかのセンサユニットをエリアサーバというサーバPCに接続しデータを送信する。さらに、このサーバPCでRSNPを用いて全体のデータを収集するサーバにデータを送信する。RSNPを使うことで、エリアサーバが様々な場所に存在しても、インターネットに接続出来れば、サーバにデータ送信することができる。全体のデータを収集するサーバにアクセスすることで、インターネットに接続しているノートPC、スマートフォンの画面でウェブブラウザから収集したデータを確認することができる。

研究発表時点では、センサユニットに赤外線センサのみを搭載していたが、用途によってセンサを変更することで、様々なセンサデータを収集することができる。そのデータの活用方法は様々であり、新たなサービスを展開することができる。また、センサユニットとロボットと組み合わせて、今まで得られなかったセンサデータから新しいロボットの制御方法を考案できる。