志手一哉教授(建築学科)が2017年日本建築学会著作賞を共同受賞しました。

【受賞者】志手 一哉 教授(建築学科)

【発表題目】「建築ものづくり論 ‐Architecture as "Architecture"」

本著は、建築学・経営学・経済学の専門研究者による「建築ものづくり論」である。建築物および建築業を、それぞれ、「普通の人工物」および「普通のものづくり産業」のサブクラスとして捉え、ものづくり経営学から分析することによって新たな知見を発見しようとすることが大きなテーマとなっている。

建築産業の課題として、(1)見えにくい機能、(2)設計施工による価値獲得の困難性、(3)過剰なインテグラル化・モジュール化、(4)コンセプト・チャンピオンの不足、(5)プロデューサーの不足、(6)発注者の能力不足、等を挙げ、価値創造と業界健全化への課題を提言した。

とかく特殊な産業とみられてきた建築業も、一個の人工物を設計し実現する産業であり、そこでは、他の製造業やサービス業との『設計思想』や『ものづくり知識』の共有がきわめて有効である。21世紀の建築業は、そのように知的に開かれた産業であり続けるものと期待する。

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