ICタグを使ったマラソンの記録計測装置を体験
ICタグを使ったマラソンの記録計測装置を体験

6月3日に行われたシステム理工学部電子情報システム学科1年の授業「電子情報システム総論」で、企業を招いて最新の技術とビジネスを体験する講義が行われました。
この授業は、さまざまな製品やサービスの基盤となっているコンピュータ技術を総論として学び、今後の4年間の学習目標を明確に持つことを目的としています。この日は、電子情報システム学科の岩崎久雄教授による無線技術に関する総論と専門職大学院工学マネジメント研究科(MOT)の平田貞代准教授のサービスイノベーションによる無線計測ビジネスの紹介の組み合わせにより、授業が進められました。
 

授業の概要

はじめに、マイクロ・トーク・システムズ株式会社(東京都千代田区)により、同社が開発しているマラソン大会用の記録計測装置を教室内に設置。次に、学生達がICタグを身につけマラソンランナー役になって記録計測を体験しました。最後に、シーフル株式会社(東京都千代田区)が計測データに基づいたランナーのタイムや順位をスマートフォンに速報で流すデモンストレーションを行い、技術の具体的な応用例を直接理解することができました。
企業では現在、このICタグ技術をマラソンの記録計測に使っていますが、別の用途に応用できないかを模索しているところで、学生から「冷蔵庫内の食品の賞味期限管理に使えないか」といった斬新なアイデアが出ると、企業から開発コストや無線の制約といったマネジメント課題が説明されるなど、活発な意見交換が行われました。

取り組みの成果

今回の授業は、岩崎教授、松浦佐江子教授、平田准教授による「技術の中身を学ぶことはもちろん大切だが、その技術を社会でどう活用していくか、というマネジメントのイメージを持つことで、学ぶモチベーションは一層高まる。1年生のうちに実際に企業の最新技術とビジネスを体験し、仕事や社会貢献について考え始める機会を増やしたい」という趣旨に基づいて設計・実施されました。
学生に実施したアンケートでも、技術と社会を結びつけて開発する必要性を実感したという回答が多くあるなど、今後の学びの動機付けとして成果を得られた授業となりました。
 

企業からのシステムの概要の説明
企業からのシステムの概要の説明
実践的なビジネスに即した講義に熱心に聞き入る学生たち
実践的なビジネスに即した講義に熱心に聞き入る学生たち
授業で使用したICタグ
授業で使用したICタグ

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