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学校評価
教育活動や学校運営などを紹介をします。

2010年度学校経営方針

-Ⅰはじめに-Ⅱ教育活動-Ⅲ2010年度の学校運営における具体的な活動-
2010年4月5日
芝浦工業大学中学高等学校
校長  西山 淳

Ⅰ.はじめに


 一方、文部科学省も国際的な学力面での低下から、基礎学力~応用力を確実に身につけさせる教育の実践を重んじる政策に転換すべく準備を開始しています。過去に「第三世界」と扱われてきた諸国が、急速に自国の教育力・科学技術力を伸ばしてきている今、我が国の国力の向上を再度図るための下支えとなる教育の再生が急務といえます。しかし、現在の我が国における家庭および社会の教育力の低下は、非常に克服困難な様相を呈しており、学校を中心とした教育機関が牽引力とならざるを得ません。

 この視点に立ち、学校再生をかけた今後の中長期計画の策定を行う1年間として、2010年度を位置づけたいと考えます。
                                              
                                              
                                              
                                              
                                              
                                              

Ⅱ.教育活動

 2010年度新入生募集時に掲げた教育目標・方針を基本とし、2011年度以降の本校の教育のあり方を策定する1年となる活動を積極的に推進していきます。

〔校訓〕
敬愛の誠心を深めよう
正義につく勇気を養おう
自律の精神で貫こう

〔3つの具体的な目標〕
豊かな心を持って、逞しく生きる人間の育成
高等教育への発展的な基礎学力の養成
世界平和に貢献できる国際人の育成
 
〔4つの特色〕
6年間一貫教育&男子教育
理数・情報・英語教育 
人間らしい生き方の追求と進路指導
芝浦工業大学の併設校

《 教育目標 》
本校における建学の精神は、校訓に示す教育の実践にあり、校訓を道標に生徒の人格を形成し、自分たちの未来を組み立てうる力を育てることにあります。校訓に込められた「人間関係を深めるこころ」「社会性あるこころ」「自己抑制を保ち進むこころ」を一人ひとりの生徒の心の中に育むことで、人間性に富んだ人格が形成されると共に、本校独自の校風が継承されると考えます。
また、本校は、芝浦工業大学の併設校として、大学進学を前提にした高等教育に耐えうる基礎学力の養成を目指しています。芝浦工業大学だけでなく、生徒一人ひとりのキャリアデザインに基づく進路選択を支援し、中等教育から高等教育へのより効果的な連携教育を展開していきます。
人格の形成と幅広い基礎学力の定着により、「学ぶ」ことの意義と必要性を理解し、未知なる未来と自らの将来に対する目標へ向け、意欲的に取り組める生徒の育成を目指します。

 これらの〔校訓〕〔3つの具体的な目標〕〔4つの特色〕を具現化するための教育を展開するために必要となる施策・活動を実践してきた中で、2009年度の活動の中より、課題して抽出した点の検証に基づく新たな取り組みに対する改善策を早期に策定し、実践に移していきます。
                                              
                                              

Ⅲ.2010年度の学校運営における具体的な活動

先にも述べた通り、2010年度においては、今後の教育活動を推進するための準備として、様々な点で教育の原点に立ち戻る活動を通じ、生徒の指導・学校の経営のあり方を検討していきたいと考えます。その活動を通して、芝浦工業大学の併設校としての意義を再確認し、輝く未来へ向けて成長する一人ひとりの生徒をサポートしていく体制を整備していきます。
学校運営に関わる活動においては、以下の5点を中心に個々の活動を展開していきます。

 ①学校教育の再認識
2009年度に引き続き、我が国における学校教育のあり方と共に、大学併設校の意義を個々の教
員の認識を高めていきます。
また、学校関係者評価、外部評価を積極的に受け入れ、今後の学校運営に反映させていきます。
                                              
                                              

 ②本校教諭の教育観の確認と個々の教育実践活動に基づく自己目標の設定
⇒ 2009年度に引き続き、教諭各人の「自己目標管理シート」作成、校長面談を実施し、本校教諭の教育にかけるモチベーションの向上と自己実現へ向けての活動を奨励していきます。
                                              
                                              

 ③自律的な行動とコンプライアンス(フルセット・コンプライアンス)
⇒ 生徒の自我の確立と将来に対する目標設定や計画の策定が求められる中等教育に関わる教諭として、生徒の範となる教師と意識した行動を常にとれるように努めていきます。さまざまな社会におけるルールの遵守と信念に基づく自立的な行動を教諭自身が心がけることによって、本校の校訓である「敬愛の誠心」「正義に付く勇気」「自律の精神」の具現化を生徒一人ひとりの目に見える形で取り組んでまいります。
                                              
                                              

 ④2012年度を見据えた教育内容の検討
※プロジェクトによる教育内容の検討
⇒ 教育プログラム(カリキュラム)、学校行事の再検討を行い、新しい学習指導要領に沿った教育活動案を作成すると共に、本校の特色を生かした独自の教育を展開していく基盤を固めていきます。
⇒ 2009年度より稼動している高校2年時よりの「芝浦工業大学推薦希望コース」「他大学進学希望コース」における指導を充実させ、一定の成果に結びつけていきます。また、今年度の活動を今後のカリキュラム作成に反映させていきます。
                                              
                                              
 ⑤教育の質の向上とコミュニケーションの活性化
※ 研修システムと自己研鑽
⇒ 新任研修の内容を拡充し、本校独自の教諭育成課程を構築しました。私学教諭として、また、男子中等教育に関わる教諭としての基盤を形成できる研修体制を敷いていきます。
⇒ 教諭に研修参加を義務化し、自己の担当教科・校務分掌に関する研鑽とキャリアに応じたさまざまな研修受講を奨励していきます。また、研修・研鑽の場での他校教諭や異業種の方々とコミュニケーションを図ることで、個々の教諭の人間的な幅を広げていきます。
                                              
                                              

 上記5点を前提とし、以下の7点において具体的な成果を得られるよう個々の教職員の英知を集積し、共通理解の下に2011年度以降の目標・施策を策定していきます。
特に、生徒の学力向上に関する取り組みである「1・3」および本校の教育活動の成果ともいえる「2・4」に関しては、2010年度の重点課題として積極的に取り組んでまいります。また、広報活動に関しては、広報部だけでなく校長室主導の塾訪問のほか、受験業界に関する積極的な働きかけを行い、本校の認知度・ブランド力の向上を目指します。
2012年度以降の本校のあり方について、本校の前進である鉄道中学創立90周年を期して、新たな教育の展開へつなげられる様々な施策の創造と共に、今後の本校の教育の方向性を探ってまいります。なお、2012年度より導入する新しいカリキュラムの作成と学校行事の全面的な見直しに関して、2010年度より本校内にそれぞれの課題を検討するプロジェクトチームを立ち上げました。本校の伝統に新しい感覚と次代を見据えた方向性を加味した教育を具体化する施策が展開できるものと期待してます。

1.芝浦工業大学への内部進学率の向上と進学者の学力の保証
2.他大学進学者に対する、受験指導の徹底と受験実績の確保
3.学習フォローシステムの構築(低学年における基礎力の定着と高学年における大学進学教育)
4.キャリア教育、自己目標設定支援教育の推進(特に、3・4年次教育内容の考察)
5.広報活動の強化
6.業務のシステム化とマニュアル化の推進
7.教職員の自己研鑽に対する支援
8.教育環境の整備へ向けての施策の設定
9.2012年度以降の、本校のあり方に対する施策の策定
                                              
                                              
                                              

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