国際理工学専攻
教育研究上の目的・理念・ポリシー
教育研究上の目的
社会や国家経済のグローバル化に伴い、知識を活用し地域社会及びグローバル社会全体のために貢献できる技術者の養成が求められています。国際理工学専攻は、英語を教授・学修媒体とする理工学系の修士課程です。多国籍な環境の中で横断的な教育を提供しています。
本専攻は、本学の人材育成目標である「世界に学び世界に貢献する理工系人材の育成」を大学院教育で具現化するものです。本専攻の使命は、世界から学び、地球規模の持続可能性に貢献する技術者・科学者を育成することです。
教育目標は、指導教員の専門分野における専門的な知識と実践力を持ち、世界中の専門家と英語でコミュニケーションをとり、工学的・社会経済的な問題を解決できる次世代の技術者・科学者を育成することにあります。
本専攻では上記目標達成のために、電気工学分野、電子情報工学分野、材料工学分野、応用化学分野などの主要な工学分野の専門科目と研究指導科目に加えて、共通科目やビジネス開発専門分野を含む副専攻科目を提供しています。
ディプロマ・ポリシー
国際理工学専攻では、主要な工学分野の専門的な教育及び研究を行います。修士(理工学)の学位は、指導教員の専門分野の知識と実践力を身につけ、海外派遣プロジェクトや国内インターンシップに参加した学生に授与されます。
学位を授与されるためには、以下の要件を満たす必要があります。
- 修士課程に所定の期間在籍し、研究指導を含む30単位以上を取得すること。
- 必修科目及び少なくとも一つの大学院共通科目・副専攻科目を履修すること。
- 研究プロジェクトを計画し、完了させること。英語による修士論文を提出して発表を行い、審査に合格すること。
- 日本人学生の場合は、海外プロジェクト研究、また、外国人留学生の場合は、日本国内でのインターンシップを修了すること。
本専攻の修了生は、以下の能力を備えた革新的な実践家になることが期待されています。
- 自身の専門分野及びその他の分野における課題解決のために、高度な知識とスキルを応用すること。
- 口頭及び文書において英語で専門的レベルのコミュニケーションを取ること。
- 高い倫理観に基づき、技術的解決策を提供すること。
- 世界的な潮流における多様性と適応性の重要性を理解すること。
- 異文化を理解し、異なる背景や異なる国籍の専門家と協働すること。
学位審査基準
次の基準を満たした人に修士(理工学)の学位を授与します。
- 研究指導を受けた上、修士論文を作成・提出し、審査に合格すること。
- 修士論文及び発表において、主査、副査の評価点が満点の60点以上であることをもって合格とする。
カリキュラム・ポリシー
国際理工学専攻では、学位授与方針で定めている知識・技術および心構えを身につけるために、以下を提供する。
- 英語による授業科目、共通科目、指導教員の研究科目及び副専攻科目
- 専門的な知識・技術を修得するための演習・実験を含む研究指導
- 海外プロジェクト研究または日本国内でのインターンシップ
- 英語または日本語のコミュニケーション能力を向上させるための授業
- 多国籍で専攻横断的な環境でのゼミ
国際理工学専攻では、国際的に活躍のできるグローバル理工系人材の育成のため、専門講義科目及び高度教養科目を全て英語で行うことを原則とする。また、修士論文等の作成、さらには、それらの発表も全て英語で行うことを基本とする。
アドミッション・ポリシー
グローバルマインド及びクリティカル・シンキング能力を備えた専門技術者・科学者を育成するため、国際理工学専攻に入学までに、以下の条件を満たしていることが望ましい。
- 良好な英語によるコミュニケーションスキル(TOEIC (もしくはTOEIC換算)テストスコアが550点以上)
- 基礎的な科学的知識を用いて問題を発見し解決しようとする好奇心があること
- 文化的多様性の重要性を十分に理解していること
- 技術者倫理を理解していること
- 国際理工学専攻で学ぶ強い意志があること
研究分野・研究室
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専攻データ
その他データ
入学者推移(人)
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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入学者 | 7 | 5 | 5 | 6 | 22 |
男女比率 | 5:2 | 5:0 | 5:0 | 5:1 | 18:4 |